RCMの中でも 比較的少数派となる機種、Z1000J・・・
RCM-447 Z-1のオーナーでもある、埼玉県在住 Y・S さんの
2台目! RCM-468 (その10)です!
NITRO RACING × EARLS製 オイルクーラーKITのオイルライン
アダプターには、標準装備されてる 油温センサーの取り付け部が
あるんですが、Z1000J/R用 KITが まだラインナップされておらず
センサー取り付け部を ワンオフで製作する事に・・・
中央にある 凸型スリーブ状のパーツが、削り出したボス・・・
これでオールインワンの液晶デジタルメーター内にある 油温計の
機能を作動させます。
削り出したスリーブが歪まない様、ダミーのセンサーを付けたまま
オイルラインアダプターにスリーブを溶接・・・
Z1・MK-Ⅱ・Z1-R用の NITRO RACING × EARLS KITなら
最初から削り出しのアダプターに このセンサーを取り付ける機能が
備わっているんですが、Z1000J/Rの場合 今はまだこの様な加工が
必要になります。
取り付けると、こんな感じ ♪
ちなみにこの構造は、市販されてる様々なテンプメーターでも
応用が利きます。
クランクケース右側にアダプターを付けて 配線が出ているのは
もちろん、オイルパン周辺から 長々とセンサー配線が出てるのも
配線は長いは 整備性は悪いはで、皆さん嫌う傾向・・・
この構造なら配線は最短距離になるし、油温の測定箇所としても
オイルクーラーコアに回る 直前での測定箇所だから、合理的!
オイルクーラー側 本体固定も、先日のブログでご紹介しました
フルフローティング ラバーマウント構造・・・
ブラケットに無理な力が掛かってないので、折れにくい対策品。
Z1・MK-Ⅱ・Z1-R用でしたら ボルトオンのラインナップが
ありますので、是非お問い合わせ下さいね。
いよいよ最後の仕上げ工程の一つ、電装系を進めます・・・
SP‐Ⅱユニット 下のボックスは、ここサンクチュアリー本店で
欠かせなくなった 電装機能の一つ・・・
メーターを誤差なしで速度表示させる、スピードヒーラーです。
RCMオリジナルとして プロトタイプ製作をした、Z1000J/R用
リアフェンダーレスKITも、ウインカーまで取り付けて 完成!
細かいトコなんですが、かなり拘った逸品になってます・・・
サイドスタンドの加工も終了・・・
ノーマルはRのついたオフセット形状になってるんですが、別の
サイドスタンドを加工してストレート形状にし、更に延長・・・
左ステップペダル、シフトアップ時に 足先がサイドスタンドに
あたって かき上げずらい位置関係を対策しました ♪
これなら足先があたらず、気にしないでシフト操作ができる。
スタンドを掛けた際、車体が寝すぎてしまう事も スタンドを延長
する事で 同時に対策しています・・・
RCMはこういう 地味な作業も多い・・・ (;^_^A
派手なパーツで武装し カッコ良くなった所ばかりが目につくかも
知れませんが、実はこう言った 細部に宿る沢山の気配り作業こそが
RCMならではの 拘り・・・
でもとても大切な事で、実際 多くの場合で喜ばれる ♪
納車後 乗って頂いて、始めて気が付いて頂ける所ばかりなんです。
全ての通電が 完了!
さぁ~~~ エンジンに 火を入れましょうっ!!
Y・Sさ~ん!
次回 RCM-468、完成ですよ~~~っ!!! (^_^)v