兵庫県在住 T・I さんから お預かりし、RCMとして大幅リメイクを
敢行した、RCM-429 Z‐1・・・
お預かりしたのが 昨年の10月でしたので、あれから 約7ヵ月・・・
かなり長期の製作期間となりましたが、ようやく完成を迎える事ができ
いよいよ最終回です。
無事 撮影も終わり、納車に向けてのロードテストが進められています。
走っては工場に入れて、チェックの繰り返し・・・
大きく手を入れられたエンジンの フィーリングを確認しながら、要所
オイルリークを点検し、電装系の作動や充電量も確認して行きます。
すでに走行距離は、170kmを越えました・・・
100km走行した時点で、最初の無料 オイル&フィルター交換・・・
交換したオイルには EVOLEXを奢っています。
ところが この直後、リビルドしたスピードメーターに問題が発生・・・
基本 トラブル出るのは困りますが、ロードテスト中に出てくれた方が
対処できるので、むしろ ありがたい事と捉えています。
気が付けば延べ 250km以上を走破・・・
慣らし運転中なため 全開付近を確認できてませんが、キャブレターの
セットも、かなり良いところまで 煮詰まって来ました。
今日~明日にかけて RCM ロードテスト、完了する事でしょう。
それでは 富樫カメラマンによる、撮影・・・
ご紹介します。
RCM-429 Z‐1 です。
特徴的な部分の ひとつ、タンク上のエンブレム・・・
T・I さんから送って頂いたステッカーを元に、ペイントでロゴ入れしてます。
足回りは おなじみ、RCM 17インチローリングシャシーです。
OHLINS / O・Z / Brembo シャシー 3種の神器。
どうせ採用するならと、世界最高峰のメーカーアイテムに拘る・・・
世界選手権 Moto GPの、秀抜された逸品のみで構成しました。
クランクシャフトの芯出しに、クラッチバケットアッセンブリー交換・・・
PAMS製 ESTライナーへの変更と、ヴォスナーピストンでのボーリング。
シリンダーヘッドも動弁系消耗部を 全て一新し、ツインプラグヘッドへと
姿を変えています・・・
精密シム調整された 6速クロスミッション・・・
Z-1には従来 備わっていない、シフトドラムストッパー機構も 新設・・・
そして動力伝達系には オフセットスプロケットいらずの、EVOシステム!
RCMに相応しい、選りすぐりのアイテムを組み込みました。
想えば T・I さんには 色々あって、多大なご迷惑をお掛けしました。
この場をお借りし、改めて お詫び申し上げたいと思います・・・
紆余曲折あって 生誕した、RCM-429・・・
今は T・I さんの、RCMに対する情熱が・・・
このマシンを実現させる事に 繋がったんだと、 そう 感じています。
シリアルナンバー RCM-429 Z-1・・・
ロードライダー別冊 RCMザ・グレイテストシリアルⅢへの 掲載には
間に合いませんでしたが、次回・・・
グレシリⅣには間違いなく 掲載される事でしょう!
グレシリⅣって・・・ ちょっと気が 遠くなりましたけど・・・ (^_^;)
T・I さ~んっ!
およそ7ヵ月間と言う 長い長い製作期間・・・
お付き合い頂きまして、本当に ありがとうございました~っ!!
配送手続き終わりましたら、また ご連絡しますね~っ!!