兵庫県在住 T・I さんの、RCM-429 Z‐1 (その6)です!
最近やたらと フレームやスイングアームの加工が多く、何台も重なって
加工場が込み合ってます・・・
この秋から冬にかけて オーダー決まったRCMが何台もあり、その影響で
どれも似た様な段階の作業が、重なっている訳なんですが・・・
加工場に3人も4人も入って 似た様な作業が始まると、 正直・・・
うざい・・・ (;一_一)
3機しかない溶接機を 上手く交代させてかないと行かんし、切削粉や
火花の類も、正直・・・ うっとーしいんですわ・・・ (^ ^;)
だからと言って 作業を止める訳には行きませんから、そこは図々しくも
集中力を持って臨みます・・・
ステージⅢ特有の ヘッドパイプ下 加工・・・
フルノーマルの状態でも、このヘッドパイプ下はクラックが入ってしまう程
脆い部分・・・ 正しく 泣き所です・・・
シームレスのSTKM13Cパイプを 曲げ込んで造った補強材・・・
元々は溶接面積を稼ぐのが目的でしたが、結果的には 非常に頑強な
補強効果を得る事ができました・・・
いつもより溶接面積が多いので 時間も掛かりますが、集中して
じっくり溶接・・・
この部位が終れば、ステージⅢの主だった補強は完了となりますが
まだこの段階で 施しておく作業が2つ・・・
ステアリングステムを組み付け、ステアリングロックを利かせられる様
前もって加工をしておきます。
キーシリンダーが左右で きちんと掛かる様、ブラケット形状を加工・・・
なるべくガタなく、ビシビシに掛かる様 仕上げるのが拘りです。
削り込んだブラケットの面取りを行って、ステアリングロック機構 完了。
そしてこの後は、残す最後の作業・・・
ダイレクトにオイルクーラーコアをボルトオン出来る様、ブラケットを
製作して溶接します・・・
ここでもステアリングステムは取り付けたまま、左右フォークインナーが
クーラーコアに干渉しない、ギリギリの位置を図るのが ポイント・・・
これにて ステージⅢフレーム補強、完了・・・
ステージⅢは補強点数が多い為、意外にズシリと来るんですが、仁科・・・
満面の笑みで 喜んでおりますな・・・(苦笑)
いやぁ~・・・ RCMのフレーム、完成しましたよ~! (^_-)-☆
T・I さ~んっ!
フレーム 塗り上がって来たら、ローリングシャシー編に移りますんで
少~し、 お待ち下さいねーっ!!