こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
兵庫県在住 T・I さんの、大幅リメイク RCM化計画! (その2)です!
既に多数のカスタムが施されていた、T・I さんの Z-1・・・
今回 RCMとして新生させるべく、まずは車体を全分解しました。
T・I さん曰く 「過去にフレーム修正は 行っていない」 との事から、今回の
大幅リメイクにあたり フレーム測定から入る事になったんですが・・・
手始めに補強を全部、取り除く必要があります・・・
何故かと言いますと、例えばこのダウンチューブを左右 繋ぐパイプ・・・
エンジンハンガープレートが見事に しなっていたんですが、要するに
補強の溶接により引っ張られて、ダウンチューブのエンジンマウント部
左右幅が数ミリ 狭くなっていたと言う訳です・・・
幅が狭くなっているのに、無理やりエンジンハンガーを締め付けたから
左のリジット部はそのままに、右のハンガープレートが外にしなっており
このままフレームをレーザー測定しても、意味がない状態でした・・・
本来 もっともフレーム補強効果のある、スイングアームピボット上部の
左右をバイパスするパイプは 入っておらず・・・
タンク下、良く見る お馴染の補強パイプ・・・
左の補強パイプより 右の補強パイプの方が後方にズレており、それが
目で見て あきらかにズレているのが判断出来るレベル・・・
確かに多少ズレていても、性能に大きな影響はないでしょう・・・
でも せっかく補強したんですから、揃っている方がいいですよね・・ ♪
リアサス レイダウンも、予想通り 左右精度がかなり違っておりました・・・
ここも若干のズレなら良いでしょうが、マウントの位置と角度が あまりにも
違うと、左右サス長が異なる上に、スイングアーム側に向かって ひねって
固定されるので、サスの上下ブッシュにもストレスが掛かると言う状態・・・
本来真っ直ぐに 左右均等で造られるのが、あたり前なトコですよね・・・
とにかく、旧補強材を取り除く所から スタートしました。
この、一度溶接されてしまった補強材を取る!・・・ と 言うのがですね・・・
なかなか大変なんですわ・・・ (;^_^A
数時間後・・・ 全ての補強部材、取り除きが完了・・・
仁科は顔が、すっかり真っ黒でしたね~・・・ (笑)
これにてフレーム修正への、準備 万端!
肝心要のフレームですから、何度もやり直しする必要がない 仕上がりに
仕立てたいと思います!
フレームとエンジンが 完成度高く出来ていれば、あとは装備の作業だけで
何とかなる事も多いので、しっかり完成させておく事は大事だと あらためて
思わされました・・・
さて・・・ もう一つの重要セクション、エンジン・・・
こちらは 何と、開けてビックリだったんですけどね・・・ (^_^;)
T・I さ~んっ!・・・
次回 エンジンの故障部・・・ お見せ致しますね~っ!!
= お知らせ =
誠に勝手ながら今週末は、古巣の我がバイクチーム ランブルフィッシュの
30周年記念ツーリングに参加の為、4日(土)夕方以降と 5日(日)終日は
不在となります。
更に連続で6日(月)は、ロードライダーのツーリングロケにて早朝から終日
不在となります。(北海道は中止、別のロケとなりました)
また 7日(火)~8日(水)の午後にかけても、個人的所要にて不在となって
おりますので、延べ5日ほど留守となってしまいます・・・
個人的な行事もあり 大変恐縮です。
ご不便をお掛け致しますが、何卒ご容赦 お願い致します・・・ <(_ _)>