こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
兵庫県在住 T・I さんからお預かりした Z‐1を、RCMとして大幅リメイク
する計画・・・ RCM-429 Z-1も (その14)まで来ました・・・
通常 RCMは、3~4ヵ月間の製作期間で 完成するものなんですが
このRCM-429 Z-1に関しては、オーナー T・I さんの拘りが満載で
しかも途中 長期欠品パーツを数ヵ月間待つなど、何かと時間がかかり
気は付けば 8ヵ月間と言う、大変長~い製作期間に・・・ (;^_^A
そんな RCM-429 Z-1も、ようやく完成を むかえようとしております。
最後の製作工程 (その14)・・・ ご紹介いたしましょう!
タコメーターはカワサキ純正の フルリビルド品を使用しており、駆動は
従来からのワイヤー式になります。
メーターの誤作動問題は、随分前からアッチコッチで 出ていた様ですが
純正メーターリビルド品を使う様になってからは、だいぶ 減少傾向・・・
そこは良くなって来たんですが、ワイヤーポートからのオイル滲みだけが
未解決だったんで、最近 対策パーツをラインナップしたんです。
サンクチュアリーメカニックブランド製、対策 タコメーターギヤガイド・・・
ジュラルミン削り出しボディで、純正Oリング仕様のツインシールです。
画像はワイヤー駆動式のもので、他に キャンセラータイプもあります。
これにしてから 液体パッキンなど使わずに済む様になったんで、今かなり
重宝してるんですわ・・・ (^ ^♪
エンジンが搭載されたんで、あとはひたすら 取り付けもの
物量との戦いに・・・
まずは、ナイトロレーシング製 チタン手曲げEXを取り付けて・・・
アルマイト処理でドレスアップした、MJNキャブレターを取り付け・・・
T・I さん・・・ ファンネル やり直し、バッチリですよ・・・ (苦笑)
最後の最後に T・I さんに御相談して、オイルクーラーコアも変更・・・
コアを替えた事で、クーラーホースの取り回しが 理想的なループで
取り回せました・・・♪
ちょっとした事 だったんですが・・・
RCMである以上、ホースワークのセンスは 譲れない要素でもあって
ど~にも気になってた部分が解決したんで、これでよく 寝れます (-ω-)/
サンクチュアリーコウガ店 オリジナルの、EVOシステム・・・
デュアルベアリングホルダーのアルマイトが仕上がり 取り付けました。
オフセットスプロケットいらずの EVOシステムは、スタンダード企画の
フラットスプロケで、チェーンラインを108mm以上に出来る 優れもの。
RCMにおける 動力伝達系アップグレードメニューとして、ここ数年は
かなりリクエストが増えましたね・・・
EVOシステムに 早速、(株)エヌマチェーンさんがリリースしてくれた
ナロータイプ、RCMコンセプト ドライブチェーンを繋げました・・・
RCMの最新仕様として、180以上のリア ワイドタイヤ化における
完璧なシャシープランで フィニッシュしております!
一発 点火!・・・
オイルがヘッドに 回り切った頃合いを見て、軽くスロットルをあおると
予想よりも力強い トルク感のあるフィーリング・・・
なのに レスポンスは軽やか・・・
ん~~~ い~い音、 出してましたねぇ~・・・ (^_-)-☆
次回はいよいよ、最終回
T・I さ~んっ!
富樫カメラマンによる 撮影、RCM-429 お見せ致しますよーっ!