こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
相変わらず 空冷Z系RCMへの問い合わせが、絶えることなく
続いております・・・
Z系ベース車両の枯渇が始まって、もう何年も経ったからなのか
皆さん、真剣に検討される方が増えたように感じますね・・・
自分も皆さんと同じ意見なんですが、姿・形だけ似せた現行車と
空冷Zでは、全く違う乗り物だと思います。
Z系の Z系たる個性とは、あの空冷2バルブエンジンにこそ
ありますし、その面白さと趣は まるで違うもの・・・
このRCM-495のオーナー H・Tさんも、その辺りの違いや
価値観が、ちゃんと わかっておられる方!
高知県在住 H・Tさんの、RCM-495 Z‐1(その3)です!
先日 シリンダーヘッド搭載まで辿り着いたエンジンが、なぜか
また 分解されておりまして?
実は H・Tさんから、ブログを見た後で ご指摘されたんですが
「ピストンのWPC処理って してありますか?」 と、聞かれ
早速 佐々木に確認をしたら
・・・・・・・・・・・・。 (・_・;)
どうもうっかり見落としてた様で、慌ててまた分解したと言う
大変おそまつな展開に・・・(汗)
シリンダーのパルホスM処理は しっかり段取りしてあったのに
ピストンのWPC処理だけ見落としてまして・・・ (-"-;A
ブログで画像をご紹介し、H・Tさんが 気が付いてくれたから
良かったけど、ブログで見せていなかったら 一から全部分解して
やり直しになってただろうから、本当に助かりました。
ちなみに 中央左に写ってる、総削り出しのオイルライン取り出し
ブロックは、ナイトロレーシング製オイルクーラーKITのもので
現行の油圧スイッチが使用できる オリジナルの優れ物なんですが
こちらもブラックコーティングしたいとリクエストを頂きまして
今更ながらですが 「ブログも役に立ってるよなぁ・・・」 と、
勝手に納得しております (^^;)
数日後、ピストンがWPC処理されて 戻って参りました ♪
ピストン側面のモリブデンコーティングは 剥離されてますが
全体にWPC処理が施されました。
摺動抵抗低減や 熱対策など、メリットの大きいWPC処理・・・
確かにいつもは ピストンリングだけWPC処理して、ピストンは
そのままと言うパターンが多いですから 佐々木が見落としたのも
全く理解できなかった訳ではありませんが、ガスケットを新品に
したりしましたし、こりゃ~ 今後は 自分もしっかり見てかんと
ダメだと思いました・・・(苦笑)
シリンダー装填! (二度目・・・)
佐々木も ビビッたのか、何度も見積書を見てました(笑)
カムシャフトを組んで、バルブクリアランス調整へ・・・
カムチェーンは サンクチュアリーメカブランド製 (株)エヌマ
チェーンさんの 強化・低フリクションタイプで、アイドラーも
同じくサンクチュアリーオリジナル オールワンパッケージです!
ヘッドカバーを取り付けて、エンジン コンプリートっ!
いや~ ここまで遠回り、しましたね~~~ (;^_^A
ここまで来れば、いつのもペース!
アッと言う間に エンジンが搭載されまして・・・
ブラックコーティングされた オイルライン取り出しブロックも
既に取り付け済みです ♪
H・Tさ~んっ!
ここからはグイグイ 進んで行きますから、この後の展開にも
ご注目 下さいねーっ!
あっ! あと 気になったトコがあったらですね!
またご指摘、よろしくお願いします・・・ (^_^;)