こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
高知県在住 H・Tさんの、RCM-495 Z‐1(その3)です!
毎日 ジメジメジメジメしてますが、このエンジン専用室内は
常に24度の一定気温に保たれており、湿度も非常に低いから
もはや「エンジンの組み立て精度を出すために」と言うよりも
「人間のために・・・」 と 言う感じ (;^ω^)
腰下、クランクケースが組み上がりました。
今回は定番よりも 少しオーバーサイズのピストンを使用するべく
ワンサイズ大きいシリンダーライナーに合わせて、ケ-スの上面
ホールを若干広げています。
ピストンはイタリア流通ヴォスナー製で、スタンダードよりも
圧縮が高い仕様・・・
ピンハイトが高い設計の 旧年式車向けピストンとして、所謂
「首振り」が 再び懸念されており、スカート長がわずかに長く
なった対策仕様になっております。
シリンダーヘッドの精密加工も すでに出来上がってますので
この後 バルブフェイスとシートリングの擦り合わせに・・・
ピントが合っておりませんが、バルブガイドは焼結合金材での
弱オーバーサイズのバルブガイドに 全て交換済み・・・
まずこのガイド圧入しろが きっちりしてないと オイル下がりは
避けられないから、オーバーホールする上での必須科目なんです。
シートリングはバルブステムのセット長 37.5mmを確認した上で
フェイスとシートリングのあたり幅を調整する シ-トカット加工を
行い、最後にデッキ面研を施せば ヘッドオーバーホールの完成。
シリンダーヘッドを搭載する前に サンクチュアリーオリジナルの
アイドラーパッケージを組み付けます・・・
216サイズのローラーカムチェーンに対応した アイドラー・・・
スプロケットではなく、あくまでもアイドラー(受け流す歯車)
ですから、強度と精度はもちろん大切ですが エンジン内部パーツに
負担を掛けないためにも 単体での軽さも重要な要素になります。
さぁ! これよりシリンダーヘッドを搭載!
なんですが、 その模様は次回のご紹介として・・・
ここでちょっと メーター回りをお見せしたいと思います・・・
本来、ノーマルメーターをフルリビルドすると こうなんですが。
RCM-495専用 タコメーターパネルが出来上がりました!
今回は 細かな精密な文字が多かった為、パネルを丸々デザインし
前面貼り付けにて製作。
いやぁ~ なかなか・・・ 大変でしたよ・・・ (;^_^A
H・T さ~ん!
少~し ご無沙汰してましたが、製作は徐々に進んでおりますので
こう期待 下さいね-っ!!!