こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
愛媛県在住 Y・Iさんからオーダー頂きました、空冷角Z・・・
【来春 愛媛へ!】から【今春 愛媛へ!】に、タイトル変更しました
RCM-510 Z1‐R(その2)です!
前回立ち上がった 車体・・・
SCULPTURE製ステムのシャフトに ステアリングロック穴開けを
行って本組みし、おなじみ OHLINS エクスモードパッケージで
フロントフォークまで組み付けましたが、ホイールやリアアーム等
ひとまず転がせる様にする為の 仮り組みです。
RCMの特徴、特有のアイデンティティーである シリアルプレートも
御覧の通り 取り付け完了しています ♪
既に SCULPTURE製スイングアームのすり合わせも終わり、ブラック
コーティング工程へと旅出ってますから、その間に車体回りの作業を
進めておきましょう。
最近やたらと使用頻度の高い フライス盤・・・
とにかく皆 ちょいちょい切削加工をしており、もはや旋盤と並んで
なくてはならない 大事な機械工作機の一つです。
そんなフライス盤で ちょいと加工していたのが・・・
画像下にある 長方形のパーツ。
ジュラルミンA2017Sの 小さなインゴット材を6面加工して
溝を切削。
これ、フロントブレーキホースの3ウェイジョイント系パーツ
なんですが・・・
アッパーカウルステーと 先程の6面加工溝切りパーツに、市販の
ホース3ウェイアダプターを組み合わせて、こんな風になります。
溝切りの意味は 締め付けるボルト数が 一点止めと言う事もあり
回り止めになる為の溝だった訳です。
ちょっとした構造だし、組み付けちゃえば見えない部分なんですが
こういう細部への拘りこそが RCMなんです。
製作した3ウェイジョイントパーツを アルマイト処理に出してる間
ハンドル回りの組み付けを進めておく事に・・・
こちらも回り止め・・・
左右ハンドルスイッチの固定をするべく、ピンの穴開け加工を
施工しておきます。
失敗するとスイッチがそっぽ向くんで、意外にシビア (^ ^;)
社内発注していたO・Zレーシングホイールが 納品されて来ました!
このO・Zホイール、サンクチュアリー本店の母体である NOBLESTが
日本の総輸入元なんですが、世界選手権Moto-GPや WSBKレースでの
採用率がダントツNo1で、高性能な最高級ブランドホイール・・・
その為、日本中の量販店さんやバイク屋さんから ご注文を頂いており
同じ社内であるサンクチュアリーで使用する分が 常に不足気味と言う
確保するのに 必死のホイール・・・ (;^ ^A
でも 最高峰のホイールを採用するのも RCMの特色なので、ここは
妥協できません。
こちらは SUNSTAR製 プレミアムディスクのパーツ・・・
SUNSTAR社さんと国美コマース社さんの協力で、ディスクインナーに
RCMの刻印を打ち込んである逸品・・・
この様なRCM専用パーツは、デイトナさんやエヌマチェーンさん等も
リリースしてくれており、パーツメーカーさんによるRCM専用製品の
ラインナップは 本当にありがたいもの。
この場を借りまして 改めて感謝の意を伝えたいと思います <(_ _)>
このRCM-510も 液晶デジタルメーターになる為、スピード
メーターギヤを組まずに 同寸法のディスタンスカラーを削り出し
組付けます。
だんだん それっぽくなって来ましたね ♪
近日中にスイングアームも ブラックコートされて来る予定・・・
次回はより 姿形が具体化した画像をお見せ出来ると思います ♪
空冷Zは 本当に面白いバイク・・・
その魅力は何と言っても Z特有の【空冷2バルブエンジン】にあり
ぶっちゃけ、今のバイクでは体感できない 深い趣があります。
面白いバイクは 何年経っても、全く飽きないですからね~ (^^)v
愛媛のY・Iさ~ん!
今春納車、楽しみにお待ちくださいねーっ!!!