皆さん こんばんは、 サンクチュアリー本店の 中村です・・
またまた 夜中では ありますが、中村流 Ninja アップグレード術-Ⅱも 今回で無事
最終回を 迎える事となりましたので、眠い目をこすって 書いております・・
先日開催された、東京モーターサイクルショーの 展示に、何とか 間に合った
RCM-243 でしたが、本日 撮影の方も 終わりましたので、皆さんに ちゃんと
お見せ致しましょう!・・
RCM-243 Ninja フォーミュラーパッケージ TYPE-RR です・・
製作は、中村&ツバサの チームで担当・・ ここ ひと月は、とにかく 大変でした・・
昨年の夏前に 始めた頃は 「まだ 来年の話だから~・・♪」 的な、感じでしたが
先週は 「ま・・ 間に 合わねぇぇぇぇーっ!・・」 って 感じに、なっておりましたから
まぁ~・・ 中村自身 ヘトヘトに なるまで、全力で やったんですが、ツバサの助けが
なければ、完成しなかったでしょうね・・ (完成して ホント・・ 良かった・・ (^_^;)
パワーユニットは、GPZ1100の エンジンです・・
クランクケース形状や 寸法が Ninjaと 同じと言う事もあり、エンジン換装後でも
クランク軸位置や ドライブスプロケット位置まで、Ninjaと同じ レイアウトになる所が
非常に良いなと 感じます・・ Ninjaのシャシーに マッチングし易い、とても相性良い
重心を実現・・ こう言った エンジンサイズや 重量なんかも、足回りの運動性能に
大きく 関係して来るので、あながち軽視 できないものなんです・・
TYPE-RRの シングルシート・・ シートレールや その周辺部品を、
精度良く かつ カッコよく、しかも “早く” 造るのは、本当に 大変な事でしたわ・・
いや~・・ こればっかりは、ボルトオンKIT・・ ホント、 無理です・・ (-_-;)
OHLINS FG424、 倒立エクスモードパッケージ・・
キャリパー取り付け構造は、フォーク側&キャリパー側 共に、ラジアルマウント・・
フロントホイールに メーターギヤを 装備し、ワイヤー駆動を 拾える様になってます
スイングアームは もちろん、 SCULPTURE製の RCM専用 SPECIAL!・・
サイズの異なる 3つの バーリング加工を 施した、スタビライザーを 装備し
軽量で ありながらも、高剛性と言う、贅沢なアームに なっております・・ (^ ^♪
セパレートハンドルは、見た目ほど キツくない、トップブリッジ上に 設定・・
アッパーカウルの 10mm ローダウンは、見れば意外に わかるもんですよっ!・・
ハンドルスイッチは、現行カワサキ車用を 流用・・
左右マスターシリンダーには、ブレンボ製 ビレットレーシングTYPEを 採用・・
メーターの速度計や レッドゾーンレンジも、当然 このマシンに 合わせてあります
もちろん、正真正銘 RCMの 証明となる、シリアルプレートには “243” の刻印・・
タンクステッカーも、YFデザイン 深澤氏の 手により、クリアー処理済みです・・
RCM-243 Ninja フォーミュラーパッケージ TYPE-RR・・
まだまだ Ninjaは 行ける!・・ 現行SSモデルに 負けるもんかっ! と、ばかり・・
そんな 想いを込めて、造り込みました・・
カラーリングの コンセプトとしては、O・Z レーシングホイールを 装備する
世界選手権 Moto-Ⅱクラスの マシン群を、モチーフに したつもりです・・
ロードスポーツモデルと しての 存在の、Ninja・・
内外共に 充実した 装備はもちろん・・ 見た目の インパクトだって、追及!・・
どうせなら、とっておきのマシンに したい!と言う、純粋な想いで 取り組みました
この RCM-243は、RCMクラフトマンシップ車両として 製作した 一台です
メカニック、中村&ツバサの 情熱が・・ このマシンには 込められています・・
この RCM-243で、 元気にロードを 走ってもらいたいっ!・・
これこそが、 Ninja アップグレード術の・・ 真の 最終目的でも あるんです・・
中村流 Ninja アップグレード術-Ⅱ (終わり)