何もかも 重なる年と 言うのが、これまでも 何度かはあった・・・
その都度 「これほど濃密で キツい年は、もう二度と 来ないだろうな・・・」 と 思うのだが
何故か、以前よりも より ハードな内容で 襲来するから、不思議なものだ・・・
2015年 4月、柏に 移転後・・・ サンクチュアリー本店では これまでに
経験した事のない 数々の変化が 起こっている・・・
そして 2016年・・・ これよりは、忘れられない年が 続くだろう・・・
早朝の 筑波サーキット・・・
コース2000の ピットに入るのは、2014年5月の T・O・T 以来である・・・
RCM-240 Zレーサー New1号機と、ライダー 上田隆仁の 裂帛した走り・・・
あの日、スーパモンスター EVOクラス 決勝で叩き出した 59秒913の ラップタイムは
かつて大破した 旧1号機時代、無念のレースを 幕引きする為の タイムでもあり、それは
見事に 終幕を降ろせたと 言えるだろう・・・
今も鮮明に 記憶に残る あの戦いから、2年以上の月日が 流れた・・・
では なぜ再び、ここに立つのか・・・
これより ようやく始まる、もう一つの 挑戦・・・
マシンは 空冷Z!・・・
シャシーは ノーマルフレームをベースに、17インチホイール化された、RCM!・・・
駆るは ライダー、上田隆仁!・・・
新たな レーシングスーツを 身に纏い、新たな決意に 燃える・・・
本店 新時代の 幕開けと共に 育ち、成長著しい 第3勢力達・・・
ここに至るまで、 紆余曲折の道が あった事は 言うまでもない・・・
新たな挑戦は まだ 序の口であるが、上田の走りに 変わりはない・・・
何もかもが これから・・・
本当に 今 この瞬間・・・ 火ぶたは切って、落とされたばかりである・・・
だが、旧1号機時代のレースに 終わりを告げ、事実上 引退同然となった New1号機が
今も尚 こうして走るのは、何故か・・・
そこには わけがあった・・・
第3世代・・・
すなわち サードジェネレーションズの存在が、この New1号機を 必要としていたのだ。
これから挑戦する 頂を前に、未だ この New1号機の役割は 大きい・・・
そもそも 目指す頂とは何か・・・ 何をもっての 挑戦と なるのか・・・
これから 数年間に渡る 永い旅路と なるのは、間違いない・・・
ゼッケン39 新たな挑戦・・・ 序の章・・・
まだ、入り口の 入り口で ある・・・