本日は、世界選手権 MOTO‐GP 日本グランプリ 決勝が、ツインリンク茂木にて 開催されて
おります・・。 現地に行ってる スタッフや、手伝いで参加してくれてる ”RO C” のメンバー達に
聞いたところ、来場者の数も 桁違いにすごいらしく、かなり 盛り上がっているとの事でした・・。
おかげで こっちは しぃ~ん・・・と、しております・・。 かたや 世界選手権で 大盛り上がり!・・
かたや 静寂の漂う 暗い工場で 仕事・・。(この輝き方の差は 何なんでしょうねぇ~・・(苦笑)。
まぁ~・・元々 私達メカニックと言う 職業は、日陰的な 存在ですから、グチっていても 仕方が
ありません・・。作業は 山の様に溜まってる訳だし、待ってくれてる お客さん達も 居るんだから
ここは ガンバりどころっ!・・。 今日も マジメに行きます、 RCM-200 その8 ですっ!・・。
今回、ステアリングロック機構が、一体式になっている イグニッションスイッチを、使える様にと
言うのが、オーナー 今井さんからの リクエスト・・。 とーぜん それに合わせて、ロック機構の
アングル材を 製作し、フレームヘッドパイプ側に 溶接するんですが、中村は ハンドルロックを
掛けた後にある、あの わずかなガタが あまり好きじゃない為、出来るだけ ビシビシの具合で
ロックが掛かる様、寸法精度を 徹底的につめながら 慎重に作業を 進めて行くんです・・。
ロックアングル材が 出来たところで、続いては ノーマルのステアリングロック・シリンダー部を
切断し、溶接できれいに塞ぎます・・。 無用な機能は 全て排除 ・・ より軽量化を 追求!・・。
更に この後、アッパーカウルを フレームマウント化する為の、カウリングブラケット・マウントを
溶接して、これにて ステアリングヘッド回りにおける 加工は、一応全て 完了で御座います・・。
ふと 見れば、クロが熱心に ジェネレーターカバーの バンク角対策加工を やっていました・・。
これも RCM-200分 だそうで、 シャシーもエンジンも 何かといろいろ ありますなぁ・・(笑)。
その時 突如!・・何かと いろいろある RCM-200 のオーナー、今井さんが御来店・・(汗)。
(いっやぁ~・・まずいよね コレ・・ど~ 考えても まずいシチュエーションだよね コレーっ!・・)
などと、冷や汗を かいております・・(苦笑)。なんせ 前回のブログで 「RCM-201 MK‐Ⅱ・・
フレーム完成っ!・・ Y・Yさ~んっ 一緒にやって 行きましょーね~っ♪ 」なんて、調子こいた事
書いたの、この人 絶対見てるハズだから、すっごく つまんない 思いしてるハズ・・(汗)・・。
と、思いきや・・ 意外にもやさしい 今井さんでした・・(笑)。 その代わりと 言っちゃあ 何ですが
宿題を 増やされたんですけどね・・。( うぅ・・表面はやさしく・・要求は厳しい 人でした・・(涙)。
最近の カワサキ車が使っている、シートロックの ストライカー部・・。 何とかこれを しっかりと
取り付けたいとの事でした・・。 いやぁ~・・やっぱり 今井さん、すごいわっ!・・。何かと この人
見つけて来る人です・・。 「今井さんの 夢っ! 中村が 実現しますぜーっ!・・」 (フーっ・・(汗)
切りますっ!・・ただ ひたすら 切りますっ!・・(笑)。 絶対的な作業量と その内容を目前に
「ここまでやられると、もう ワンポイント攻撃しか、ないっ!」 みたいな、セリフが出てきました・・
そして今 私は 「RCM-201 フレーム 完成ぃ~・・♪ 」なんて 書かなきゃ良かったと、真剣に
想っています・・。 RCM-200 と 201・・ 共に 同時にスタートした オーダーメイド RCM な
だけに、あまりにも 進み方が違っちゃうのは、さすがに まずいっスから、中村としても ここは
ガンバるしか ありませんっ!・・。
今井さ~んっ!・・ ガンバってますから ご心配なくぅ~・・ あんまし 見に来ないでね~・・(笑)。