世界的に枯渇し、価格高騰が止まらない 空冷Z系車両・・・
残念ながら、今後ますます厳しくなるのは もう間違いありません。
このRCM-467のオーナー K・A さんも、この先になれば
なるほど 夢を実現できなくなると、所有していた2台のマシンを
手離して、心の中で大きな存在となっていた RCM Z1-Rの
オーダーを決められました・・・
ならばと、K・A さんの想いに応えるべく 製作に全力投球中!
オーダーメイドで RCM-467 (その8)です!
工作製作したワンオフパーツを 本組みしてる瞬間と言うのは
何とも言えない醍醐味があるもの・・・
ここまで何度も脱着し、加工しては 合わせ確認を繰り返すと言った
工程でしたから、表面処理も終わって もう取り外す必要がないのは
本当に嬉しいものなんです・・・
このテール空間は、広い小物入れとして有効活用できるから
シングルシート化での デメリットの一つ、収納力の少なさを
カバーしてくれる 頼もしいスペースになります・・・
単品製作ものが、続々と完成・・・
このRCM-467も、Z1-R特有の弱点である マスク回りの
重量慣性低減を推進してるので、軽量化に徹しました。
純正流用のオールインワンのデジタルメーターも、超軽量・・・
最近この仕様が 多いですが、合理的でコストパフォーマンスにも
優れているので、お勧めのコースなんです・・・ (^^♪
大変お待たせしました~っ!
K・A さん お待ちかね、ドミノグリップも到着です!
車体回りの作業が 一時的に止まった為、ここでパーツが揃いだした
エンジンセクションの作業を進める事に・・・
心出しクランクシャフトと PAMS製 後期型クラッチバケットは
そのままに・・・
唯一ナーバスなのがトランスミッションで 入手可能な消耗部品を
新品に交換し、ドックエッジが捲れ出しているミッションギヤは
ストックしてある中古から 状態良いものを抜粋して交換・・・
更にシフトフォークを絡め、変速スライド後のドックの噛み合いを
ベストな状態にするべく、精密シムを用いて各ギヤのセット位置を
調整しました。
ロアーケースを被せて 規定トルクでボルトを締め付けます・・・
ケース組み付け後は クランクシャフトとミッションのシャフトが
ストレスフリーで回る事を確認したら 画像を撮れませんでしたが
PAMS製 リリーフバルブ付きオイルポンプを固定します。
この後 クランクケースをひっくり返して・・・
サンクチュアリーメカブランド製 クロモリシリンダースタッドを
しっかり植え込み・・・
側面パーツを組み付けて、エンジン 腰下の完成っ!
このままの勢いで シリンダー組み付けまで行きたい所でしたが
ピストンリングのWPC処理が まだ上がって来ておらず・・・
また数日後にエンジンセクション、作業再開したいと思います。
K・A さ~んっ!
次回は待望の外装ペイント、お見せできると思いますんで
がんばって下さいね~っ! (;^_^A