こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です・・・
秋になると、皆さん・・・ 体に染みついた何かが 沸き上がるのか?・・・
9月に入ってからと言うもの 修理やカスタム、また RCMの問い合わせ数が
日に日に 増えて来ております・・・
こうなると 自ずと工場業務は、案の定 忙しくなるんですが、ここ数日は
過密度合いが 尋常じゃ~ なくなって来て、中村も いささかパンク気味・・・
RCMオーナーズ ROCの、ツーリングは近づいて来るし・・・
こうなって 来るとですね・・・
いよいよ 夜中ブロガーへの道が、開けて来るんです・・・ (;^_^A
う~ん・・・ 気持ちを切り替えてっ! 栃木県在住 F・M さんの、Z-1!
オーダーメイドで製作中 RCM-431 (その2)ですっ!
アメリカンドリームさんのアッパーカウルを 装着する為、カウルステーを
取り付けて、周辺パーツとの関連性を確認中・・・
ハンドルバーの高さや垂れ角度は もちろん、左右マスターシリンダーの
レバー角度やアジャストストロークまで 関係する為、とにかく 細かく・・・
こんなもんだろ的 ルーズな見切り発車だけは、とにかくご法度です。
アッパーカウル本体の高さや角度など、ルックスも妥協したくないので
全て一旦 組み付けて、実際にステアリングを切って 確認します・・・
またヘッドライトの位置やウインカー固定部、カウルミラーの取り付けなど
いくつかの構造も この段階で構想・・・
とにかく各部 完成状態に近いシチュエーションを、一旦構築させてから
「よ~し、いいだろうっ!・・」 と なって始めて、外装ペイントの段取りに
至れます・・・
簡単に 取り付けただけに見えるかも知れませんが、非常に計画的に
進んでいると言う 訳なんです・・・♪
アッパーカウルと そこに関連する部品の構想が決まった所で、今度は
単品製作物の図面製作に キャドを駆使・・・
難しい角度の測定・・・
測定して ポイントが測れたら、それらを繋ぐべく イメージが始まります・・・
何をイメージしているのか?・・・ と 言いますと、もう一つのステー・・・
アッパーカウル側面のブラケットを 造る為でした。
実は粉黛塗装する前に、ブラケットのマウントを フレーム側に溶接済みで
ここから単品製作したブラケットを アッパーカウル側面に 取り付けます。
速度域が上がって来た時に カウルサイドに ビビリ等の振れが発生しても
大丈夫なブラケットを 設けてやるのが狙い・・・
フレーム補強の段階で、既に予測した加工を 計画的に施しといたんです。
シンプルなのに強度に優れ、振動に強い合理的でかつ 効果的な形状が
求められる 工夫の問われる場面・・・
実は 物造りのセンスがものを言う、意外に難しいところなんです・・・
そして待望のエンジン、ガンコートと 内燃機加工が上がりました・・・
いや~ 今までこれを、待っていたんですっ!・・・ (^o^)/
段取り済みの芯出しクランクシャフトや、コンバートするクラッチバケット等
準備しておいた 腰下パーツを組み込みます・・・
おそらくはここから 2日もあれば、エンジンはコンプリートする事でしょう・・・
F・M さ~んっ!
この先の展開も、ブログでお見せ して行きますからねーっ!!