こんばんは、 サンクチュアリー本店の 中村です・・
28歳の秋に サンクチュアリーを 創業してから、21年の年月が 経ちました・・。
創業時・・ いや、それ以前から 自分の傍らにあった、我が愛機 Z1-R ですが
ず~ っと、自分の テストベッドマシンとして、共に 歩み続けて来た 存在です・・。
今も RCM-001と して、サンクチュアリーの 根幹を担う 存在に 変わりありません。
2016年・・・ 今年 この我が愛機に、サンクチュアリーの 未来を賭ける・・・
変動して行く 時代の中で、RCM-001に ふたたび・・ 突破口を 託します。
RCM-001を 積んで、千葉県 四街道にある YFデザインさんを、訪れました。
中村 自作の、アルミタンクと フレームカバーでしたが、完全手作業による 板金と
溶接で 造っただけに、本格的な ペイントをする前に、表面の処理を 施して貰うべく
持ち込みました・・。 YFの代表 深澤さんは、今から 18年も昔に RCM-001の
ペイントをした 人物・・・ 今年 18年ぶりに、また お世話になる事に なりました。
こうして 防触用の 白吹きまでして貰い、仕上がって来た 我が愛機・・・
これより 後回しになっていた、シートレール セクションの 製作に 入ります・・。
当然、軽さと 強さを 両立させた リアレールに したいですから、アルミで 造る事に・・
リブ付き 角パイプ・・ 材質は、溶接性 ・ 曲げ加工性 ・ 酸化表面処理性に 優れた
ジュラルミン 7N01材・・ 型から 押し出した物で、同じ質量なら 普通の角パイプより
格段に 強く、それでいて 靭性をも 併せ持つ性質から、対 破断性にも 長けている・・・
サンクチュアリーでは、好んで使用している マテリアルなんです・・。
ちなみに リブ付き角パイプは 曲げ応力を 分散する 特性があり、曲げ込み加工が
やり易いと 言う メリットもあります・・ 通常 曲げ込むと、側面が 膨らみ出したり
伸び側の面は へこんだりして、曲げた部分の 形状が 大きく変形 してしまうんですが
リブ付きは 最少限の変形で 留める事ができ、とても加工性に 優れているんです・・。
シートレールを 連結させる フレーム側 ブラケットも、準備完了・・・。
テールランプは、それこそ 悩みました・・・ 今ドキの 三角形的な カッコいいヤツに
しようかとも 思ったんですが・・・ やっぱり この Z1-R 純正デザインで 行く事に・・
なぜか? こういう トコは、冒険 できないんですよね~・・ (^ ^;)
元々 完全レース仕様の シングルシートなので、カット加工が 必要です・・。
テールランプ 取り付けブラケットが どんな構造で、どの位の空間を 必要とするか?
頭の中で フォルムを イメージしながら、曲げ込んだパイプを 切断して行きます・・。
左右 分解式にする為、ジョイント部分は 旋盤で 削り出して・・・
テールランプ本体を 固定するブラケットは、アルミ板を 曲げ溶接して、造りました・・。
固定は もちろん、ラバーマウント方式に してます・・・
こういう部分を 横着して造ると、結局 あとで 自分が困るハメに なりますから・・(苦笑)
車体側 現物合わせで 点付け溶接し、簡易的な治具で 固定して、本溶接・・・
無事、V字 ツーピースの アルミシートレールが、完成しましたっ!
もっと 沢山の画像が あるんですが、それは 今月24日発売 ロードライダー誌の 方で
見て下さい・・・。 あ! そうそう・・ 実は 16日発売の カスタムピープル誌 にも
RCM-001 ちょこっと 出ます!・・ よかったら そっちも、見て下さいね!・・。
= お知らせ =
明日 9日(火曜)は、台湾から CH MOTOの 陳さん カレンさんが、来日されます。
私 中村は、終日 接待の為 ほぼ不在と なりますので、よろしく お願い致します。