こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
まだオーナーが決まっていない RCMクラフトマンシップ車と
して、製作の途中でHPにご紹介した RCM-469 MK-Ⅱ。
このRCM-469を最後に、400万円の完成価格で出せる
RCMクラフトマンシップは 最後の一台となりました・・・
晴れてオーナーとなられたのが、 長崎県在住の Y・K さんで
最後の最後にスライディング (^^;)
そしてつい先日、スタジオにて撮影をしております!
ご紹介しましょう。
RCM-469 KZ1000MK‐Ⅱです。
RCMクラフトマンシップとして 当初 予定していた仕様から
Y・Kさんの アップグレードリクエストが加わり、自分達が
造ろうとしていた仕様とは かなり違うマシンへ変貌しました。
キャブレター・マフラー・リアサス・前後ブレーキキャリパー
マスターシリンダーなど、アップグレードで変更された個所は
無数にあります。
クラフトマンシップとして既に 進んでいたエンジンは、ガンコート
塗装後に クランクシャフト芯出しや ミッションドッククリアランス
調整など 腰下を万全とし、イタリア経由ヴォスナー 1mmオーバー
サイズ鍛造ピストンを用いて ハイコンプ仕様で組み上げました。
ASウオタニSP-Ⅱと、NITROレーシング製チタンマフラーとの
組み合わせで、十分なトルクとパワーを実現させています。
サイレンサーも Y・Kさん こだわり!
NITROレーシング製 ヴァリアントチタンの、ブラックをチョイス!
よくぞこの イチかバチか系に、挑んで頂きました (;^_^A
ふたを開けて見れば Y・Kさんの予想通り、似合っておりますね!
RCMを支えて頂けてる、他のメーカーさん製品・・・
例えばこちら ダブルネーム製品ですが、クーリングシステムの
大手メーカー アメリカ EARLS社とのコラボレートにて実現。
完全フローティング式 コアブラケットを採用する事で、ステーの
破断を防ぐべく、対策された優れもの!
NITRO RACING × EARLS Z用オイルクーラーKITです。
おなじみ(株)デイトナさんが リリースしてくれている製品・・・
昨年ラインナップに加わった RCMコンセプトCOZYシートです!
足つき性を考慮して、乗車する前の部分だけシートベースが幅の狭い
形状となっており、ウレタンの質やシートレザーのフィニッシュなど
全てCOZYシートさんらしい 高品質な仕上がりです。
旧車のリアタイヤをワイド化した際に 決定的に威力を発揮する
(株)エヌマチェンさんの EK530RCMドライブチェーン!
チェーンは強くても リアスプロケの消耗が早い 520サイズでは
なく、ビッグバイクに適した530サイズで 幅薄ナロータイプの
チェ-ンを RCMのネームを冠して販売してくれてます。
どのメーカーさんも RCMを構築する上で 絶対的にありがたい
パーツを一般市販化してくれており、自分達サンクチュアリーも
それらを仕入れれば良いだけで済むので、本当に助かっています。
足回りは もちろん、いつもの世界最高峰メーカーで統一。
OHLINSサスペンション・O・Z Racing ホイール・Bremboブレーキ
システムの組み合わせに加え、忘れてはいけない 日本が誇るメーカー
SUNSTAR ディスクローターも、RCMコンセプトのダブルネームに
よる逸品です。
このRCM-469・・・
当初、スタジオでの撮影を 全く予定しておりませんでした。
ところが Y・Kさんのアップグレードが加わり、徐々にその
姿・形が見えて来た所で 「これは・・・」 と 言う事になり
急遽 スタジオ入りが決定した次第でした。
担当した仁科メカ・・・
今このRCM-469を進めつつ 2台のRCM USA A16と
格闘してますから 相当なもんです・・・ (^^;)
RCM-469 KZ1000MK-Ⅱ。
全体的に均整が取れてて、色のチョイスも とてもいいと思います。
車体全体がバランス良く見えるのは、シャシーディメンションが
良い証拠でもあるんで それ故、魅力的に感じるんでしょう・・・
更に低く構えたハンドルバーや Z1000Hの 純正風カラーリングが
ストイックさを強調してて、走り屋仕様のイメージを連想させる。
中村もこのマシンは、とてもセンスが良いと思いました (^^)/
このRCM-469・・・ 晴れてこの春、納車となります。
九州は長崎へと旅立ちますが、イベントなど ご縁がありましたら
また是非 再会したいですね!
Y・Kさ~ん! 長らくお待たせを致しました~っ!
いよいよ納車まで、カウントダウンですからねーっ!!!